2020S [2巡目]垂直的制限
2020-06-15
成績評価について、この授業のトップページ(2020S 経済法)に書きました。(前回土曜日回から変更なし) ━━━━━━━━━━━━
前回木曜日の振り返り(まとめ)
9k128-139を読むに尽きる。
あとは、具体例で自然に慣れていくほうがよい。
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垂直的制限について1巡目の振り返り
(この授業では、垂直的制限のうち他者排除の観点から問題となるものは、「他者排除」のなかでまとめて取り上げることにしている)
Q
流通取引慣行ガイドラインは、不公正な取引方法について書かれているが、(不公正な取引方法と私的独占は重なっているため)私的独占の検討の際にも参考にして大丈夫ということでしょうか?
メーカーの側が最低再販売価格拘束をする理由としては、何があるのでしょうか。自社の製品をあまり低い値段で売られるとブランドイメージが毀損される、といったことを考えたのですが、他にはどのようなものがあるのでしょうか。
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11:00
条文
9k152の図の右側
2条9項4号と一般指定12項 9k151-153
2条9項4号でも一般指定12項でも拾われないもの 9k143-144
https://gyazo.com/ee948571b3714c1ef916179e76329fd3
https://gyazo.com/574439022d0519d09253685a37ce5539
弊害要件(競争停止の観点から問題となるもの) 9k145-149
反競争性
正当化理由
若干のトピックごと
「それなり」の例
簡単な実例
「小売業者に対して,広告への販売価格の表示を行わないように要請していた」
「小売業者に対して,医師の処方を受けた者にインターネットによる販売を行わないように要請していた」
MFN条項
事例
事案により様々な法的観点
個々のアイテム(部屋など)の競争停止が問題となる場合
プラットフォームの競争停止が問題となる場合
他のプラットフォームの排除が問題となる場合
https://gyazo.com/09d0ffced1584104bdf3fda72a13fe80
非係争条項 9k150-151
強い知的財産権のライセンサーが、ライセンシーに対して、ライセンシーによる関係する将来の知的財産権の行使について拘束
平成20年の審決(マイクロソフト)と平成31年の審決(クアルコム)で結論が逆になった。
ライセンシーの将来利得が抑制される場合に、それがライセンシーの研究開発意欲にどう影響するかに関する受け止め方の違い
https://gyazo.com/c9313e493b2819b2f15572d298d2018c